クラウドファンディングにご注意

2025年04月17日

クラファン

生徒:「先生、最近『不動産クラウドファンディング』って流行ってるらしいですね。少額からできる不動産投資って、なんかすごくお得な気がするんですけど。」


先生:「そうだな。『数万円から不動産投資ができます!』って聞いたら、ついやってみたくなるよな?」


生徒:「ですよね!普通の不動産投資って、何千万もローンを組んだり、何百万の自己資金が必要だったりするから、自分には無理だと思ってたんですけど…。」


先生:「そこが狙いなんだよ。不動産クラウドファンディングは、そんな人たちをターゲットにしてるわけだ。」


生徒:「え?じゃあ怪しいんですか?」


先生:「全てが悪いわけじゃないぞ。例えば、三菱地所や三井不動産みたいな大手がやってるものは比較的安全だ。ただし、仕組みを理解せずに手を出すと痛い目を見る可能性もある。」


生徒:「え、どういうことですか?詳しく教えてください!」


先生:「よし、不動産クラウドファンディングで損しないための注意点を2つ紹介しよう。」


①リスクの確認

先生:「まず、不動産クラウドファンディングの運営構造を理解することが大事だ。」


生徒:「運営構造?」


先生:「例えば、不動産クラウドファンディングの運営会社をA社としよう。」


A社が不動産物件を見つける

プロジェクト(PJ)ごとに子会社を作る

例えば、3つの不動産があれば…

PJ B → 子会社B社 🏯

PJ C → 子会社C社 🏰

PJ D → 子会社D社 🏢


子会社ごとにクラウドファンディングで投資家を募集

例えば「1年契約・年率リターン10%」みたいに条件を提示する

契約が終わると、他の会社や親会社に不動産を売却

売却が成功すれば、投資家に元本を返却


生徒:「なるほど、親会社が直接投資を集めるんじゃなくて、プロジェクトごとに子会社を作るんですね。」


先生:「そう。で、ここが重要なんだが、もしプロジェクトが失敗しても、本体のA社はノーダメージのケースが多いんだ。」


生徒:「えっ!?じゃあ、例えばB社がマンション投資をしてたとして、思ったより入居率が悪くて、家賃収入が少なかったら?」


先生:「その場合、投資家にリターンを支払う原資がなくなる。」


生徒:「え、それってつまり…?」


先生:「B社は倒産するかもしれない。でも、親会社のA社には影響しないから、B社が潰れたら投資家の元本は戻ってこない。」


生徒:「ヤバいじゃないですか!」


先生:「そうなんだよ。こういう仕組みだからこそ、リスクの高い不動産投資をするプロジェクトが多い。ここが注意点の1つだな。」


②最適な利回り

先生:「次に、利回りの妥当性について考えよう。」


生徒:「利回りって、投資元本に対してどれくらいリターンがあるかってやつですよね?」


先生:「そう!例えば、年率リターン10%の不動産に100万円投資したら、1年で10万円の利益が出る、ということだ。」


生徒:「なるほど。でも、不動産クラウドファンディングって、年率20%みたいな案件もあるらしいですよ?」


先生:「そう、それが問題なんだ。ちょっと比較してみよう。」


生徒:「えっ…こうやって比べると、不動産クラウドファンディングって異常に高くないですか?」


先生:「そうなんだよ。世界のトップ企業、たとえばアップルやマイクロソフトに投資するよりも、2倍以上のリターンが出るって冷静に考えてあり得るか?」


生徒:「確かに…そんなにうまい話があるわけないですよね。」


先生:「実際、最近も『ヤマワケエステート』っていうクラウドファンディング会社が投資家に元本を返せず、大問題になった。」


生徒:「え、あの本田圭佑さんが関わってたところですよね?」


先生:「そう、それだけの有名人が関わってても、投資の仕組みがしっかりしてないとこういうことが起こる。」


まとめ

先生:「つまり、投資年率リターンが高い=リスクが高い ってことなんだ。」


生徒:「なるほど…。」


先生:「例えば、今にも崩れそうな4畳半の小屋を東京で30万円/月で貸すとする。」


生徒:「そんな家借りる人います?」


先生:「もし満室になれば年率リターン30%!でも、住む人がいなかったら大損だ。これと同じで、不動産クラウドファンディングの高利回り案件は、それなりのリスクを抱えてるってことを忘れちゃいけない。」


生徒:「確かに、無理な賃料設定の物件に投資しちゃうと、結局お金が戻ってこない可能性があるんですね。」


先生:「その通り!だから、クラウドファンディングに限らず、住宅ローンやカーローンを組むときも、市場金利や利回りをちゃんと確認することが大事だ。」


生徒:「日本もこれから金利が上がるって言われてますし、慎重に判断しないとダメですね。」


先生:「そういうこと!賢く金融商品を選んで、騙されないようにしよう!」

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